春の選抜・一回戦速報!甲子園常連校同士の対決は鹿実が逆転で常総を下す! [スポーツ]
「春の選抜」「春の甲子園」とも呼ばれる選抜高校野球大会初日が、3月20日に行われました。
この日もちろん一回戦。高校野球ファンにとってはとても気になるイベントですよね。
注目カードは甲子園常連校同士がいきなり激突した、常総学院vs鹿児島実業でしょうか。
試合結果は6−2で鹿実が逆転勝ち。下馬評をひっくり返す劇的勝利で二回戦進出を決めました。
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鹿実・谷村のサブマリンで常総打線を見事抑える
この日、6回途中からリリーフとして登板した谷村拓也投手。
変則的なサブマリン投法できっちりと抑えてくれました。
サブマリンというのは、下から放り投げるように投げるフォームのことですね。
アンダースローとも呼ばれます。
野球といえばオーバースローがメジャーなので、あまりサブマリンを見ることがないと思いますが、実はサブマリン投法を使うピッチャーもいます。
高校野球で言えば、現在の桐蔭第一の青木投手もサブマリンの使い手。
変則的なボールを投げられるので、バッターとしてはやりにくいかもしれません。
サブマリンの使い手は、貴重なのでぜひ今後も武器にしていってほしいところ。
下馬評では常総がやや優勢
前評判では、常総が一回戦敗退とは見られていなかったようです。
それもそのはず。常総学院は春の選抜優勝候補の一角として注目されていたチームです。
実績で言えば
・春の選抜出場は2年連続9回目
・2001年の春の選抜では、あの仙台育英を破って優勝
・甲子園においては通算38勝
という全国屈指の強豪の名に相応しいものがあります。
一方で、5年ぶりにセンバツの舞台に戻ってきた鹿実も名門。
打線も出場32校でトップの打率(※)を誇る、4番綿屋樹内選手を筆頭に侮れない攻撃力をもちます。
※打率:6割2分1厘です。凄まじい打率ですよね。
常総のエース鈴木投手も「綿屋に打たれるのは仕方ない。試合に勝てれば良い」と試合前にコメントするほどのスラッガーです。
序盤で2点先制もエース鈴木が崩れ、押し切られる
序盤で2-0になった状態から、しばらくして速報を聞いて逆転しているのに驚いた人も多いのではないでしょうか。
常総エースに鈴木投手は4回に4安打を浴びて2-2の同点にされます。
さらに5回に勝ち越されると、6回にはソロホームランを打たれ完全に崩れてしまいます。
一方の鹿実は打線爆発はもちろんですが、リリーフの谷村投手のサブマリンできっちり抑えます。
同じ右腕でも丸山投手とは対照的なフォームに、常総側も困惑したのかもしれません。
試合後の鈴木投手は「調子は悪くなかったが、打たれて修正できなかった」とコメント。
やはり中盤で完全にメンタルが崩れてしまったのかもしれませんね。
一回戦から波乱の春の選抜!今後の展開も目が離せません!!
今日も”雑食”ニュースにきてくれてありがとうございます。
サブマリン投法は見てて楽しいですね。珍しいフォームの選手ってつい気になってしまいます。
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